僕がよく言う言葉です。
人は誰と出会って、誰の影響を受けたかによって大きく変わっていきます。
ですが、誰の影響を受けるかは全く分かりません。
もしかしたら出会ってから数年後にものすごく影響を受け始めることもあります。
今必要でなくても、もしかしたら後々すごく大切なキーマンになってくるかもしれないのです。
だから僕はすごく心がけています。
「話せるチャンスがあったら声をかけに行け!」
でも人によってはなかなか声掛けずらい人も居ますよね( ̄▽ ̄;)
そんな時役立つのがこれです♪
「気になる人が居たらとりあえず近くにいろ!」
それでも話せなかったり、少ししか話すことが出来なかったり、もっと知りたい!と思ったならこうするべきです。
「いつも近くにいろ!」
これは僕がいつの間にか覚えていた事で、子供の頃スポーツやってた時に既に行っていたことなのです。
これも恐らく誰かの影響だと思うのですが、誰の影響かどうかは今となっては思い出すことが出来ません。
僕の人生で定期的に、実力がない頃にトップチームだったり、レベルが高い環境に入れさせて貰えることが比較的多かった気がします。
何回か「なぜ僕を選んだんですか?」と聞いたことがありますが、帰ってきた答えは・・・
「いつも近くにいたから!」「やる気がありそうにみえたから!」
このような答えが帰ってきました。
僕がやっていたのは
- 気になる人の近くにいる事
- 話しかけられるタイミングがあったら挨拶だけでもいいから声をかける事
- その人が何を考えてどう行動してるか観察する事
この3つだけなのです。
これは言葉が話せない海外アーティストに対しても僕は同じ事を行います。(僕が英語を話せないのは大問題なのですが(T_T)まぁそれはおいといて・・・)
1番印象に深かった出来事は
『レス アクロスティッシュ』の時です。
当時日テレアート大道芸というイベントがありました。
夏の間毎日誰かしらパフォーマンスを行っている中に海外からのゲストパフォーマーとして彼らは来ていたのです。
1回パフォーマンス見ただけで僕は虜になりました。
その結果毎日毎回(1日3回だったかな?)予定が着く限り見に行ってました。
そして投げ銭の度に「good」とか「thanks」程度の声をかけていたのです。
初めてパフォーマンスを見て1週間か10日位たって当時僕が行っていたカっこ『Tim Tam』の出演があった為、ショーのスタンバイをしていた時、アクロスティッシュのメンバーの方から・・・
「なんで居るんだ!」「パフォーマーだったのか?」と声をかけてきてくれました。(英語が話せないので、こんなニュアンスの事を言ってきてくれたのだと勝手に解釈してます。)
その後は僕達のショーを見に来てくれました。
ある時突然アクロスティッシュのメンバーの1人、ミッシェルに「come on! come on!come on!」と、カモンしか言わないで連れていかれました( ̄▽ ̄;)
僕があまり喋れなかったので、こうなったものかと思いますが・・・(^ω^;);););)
アクロスティッシュが泊まってるホテルの部屋の前の通路まで連れていかれました。
ミッシェルは突然ウォーミングアップを始めたのです。
黙々と本番前のウォーミングアップを・・・倒立を中心とした内容でした。
何か一生懸命話してはくれていたのですが、何を言ってるのかはほとんど分からなかったです(T_T)
でも何となく、「君の倒立にはこういった練習が必要だから、この練習をしなさい!」と、言われてるような気がして、そのウォーミングアップを一緒に見よう見まねで行っていました。
僕がサーカス学校に入って3年目、倒立をショーに入れ始めてから2年ちょっと位の頃だったので、欠点だらけに見えたんでしょうね(^ω^;);););)
その後は片言ながら一生懸命会話して、一緒に大江戸温泉物語に行ったり、秋葉原に中古のノートパソコン買いに行ったりもしました。
翌年から数年連続で日本に来ていたのですが、その頃には今僕達はこんな感じのショーをやってる。と、ビデオを見せて、ならこうしたら良いのでは?
ここもっと強調した方が面白いなどのアドバイスをしてくれるようになりました。
後々知った話だと、フランスのサーカス学校の先生達だったらしいです゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚
このエピソードからもわかる通り、僕はただひたすら近くにいて彼らを観察し、チャンスがあるタイミングで声をかけていただけなのです。
彼らと出会った翌年ツィルクロータスというグループを作った時は、メンバー満場一致で「アクロスティッシュの様なショーが作りたい!」と、僕に限らず、全員どっぷりと影響を受けていました。
彼らと出会っていなかったら、もしかしたらコメディーはコメディー、アクロバットはアクロバットと別々に行っていたかもしれません。
今の僕があるのもアクロスティッシュとの出会いと、受けた影響があったからこそなのです。
この様に影響を受けた人物はものすごく沢山います。
その人達の近くにいて、話す事によってその影響を受け、人は成長していくものなのです。
皆さんにももし気になる人が居たら積極的に声をかけに行ってみてください。
もし、声をかけられなかったとしても、できるだけ近くにいるようにしてみてください。
誰と出会い、誰の影響を受けたか?それによって人は成長していくものなのです。
GEN(ジェン)
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