冗談を言っても通じない時ってありますよね!
笑って欲しかったのに、場をしらけさせてしまう。
冗談を言うタイミングって大事なんです。
その場の雰囲気を良くするのも悪くするのも状況とタイミング次第!
上手な冗談の言い方を覚えれば人に好きになってもらえます♪
パフォーマーはこの冗談の使い方が上手い!
そのテクニック教えます。
そもそも冗談とはなんでしょう?

冗談を検索してみると
1 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。「冗談を交わす」「冗談を真に受ける」
コトバンク
2 たわむれにすること。また、そのさま。いたずら。「冗談が過ぎる」
とあります。
冗談とはふざけた態度を取るということ
ふざけた態度を取る人の中には、本音と向き合いたくなかったり、本当の事とを指摘されてはぐらかしてしまう時などにふざけた態度をとる事がありますね!
これからもわかる通り、元々冗談を言うこと=マイナスイメージなのです。
冗談が上手い人とは
冗談が上手い人とは、マイナスイメージを逆手にとって笑いに変えたり、その場を和ませることが出来る高等技術を持った人という事になるので、褒め言葉になります。
冗談が上手い人とは、冗談を言うことで誰かを傷つけたり、おとしいれたり、不快な思いをさせるのではなく、相手の緊張をほぐしたり和ませようとしたり、相手に笑顔になってもらおうと常に考えている、相手の事を思いやる気持ちを持った人なのです。
冗談が下手な人とは
冗談が上手い人を逆に考えてみましょう。
冗談が下手な人とは、誰かを傷つけたりおとしいれることによって笑いを取ろうとする人であり、笑いをとる為に誰かをおとしいれる事は気にしない人。
相手が笑顔になる事よりも自分がウケていい気持ちになろうとしている人。ということになります。
冗談が上手い人と下手な人との違い
冗談が上手い人と下手な人とを見比べてみるとわかる通り、
冗談が上手い人は人の為に冗談を言う。
下手な人とはウケ狙いの自分の優越感の為に冗談を言う。
という事が分かります。
冗談を言っていい時と悪い時
冗談を言っていい時、言っては行けない時があります。その場の空気を読んで冗談を言っていいタイミングで言わなけれマイナスイメージに取られてしまいます。
その場の空気を読んで冗談を言っていいタイミングで相手の為に言う事が大切なのです。
冗談が上手い人とは、空気が読める人なのです。

パフォーマーが使う冗談
では、我々パフォーマーはどうなのでしょうか?
パフォーマーも冗談を言う時は冗談を言っていいタイミングで言わなければならないのは同じなのですが、言っていいタイミングを待ってるだけではショーが進行していきません。
そこで冗談を言ってもいい雰囲気作りをする必要があります。
冗談を言っていい雰囲気作りとは
パフォーマーは冗談を言える空間を作り出しているのです。
冗談が言える空間と言うのはいくつかあります。
- ここは楽しむ場所であるという空間作りをする。
- この人はふざけて楽しませてくれる人だと認識してもらう。
- この人は冗談を言って笑わせてくれる人だというキャラクター作りをする。
- 見ている人を楽しませようとしている人だと認識してもらう。
我々パフォーマーはこれらの事を意識してショーを作っています。
この空間作りに失敗すると、嫌な人だ!嫌味な人だ!などと受け取られてしまいます。
パフォーマーの失敗例
これらの空間作りをおこたり、他のパフォーマーがやっていて受けていたから言う。
など、突発的にギャグを言ってしまうと、そのパフォーマーのキャラと合わなかったり、ショーの空気と合わなかったりしてマイナスイメージを与えてしまうことがあります。
また、突発的に言ったギャグでも、その場の空気と合っているとウケるのですが、2回目、3回目と繰り返していくうちにウケなくなっていくこともあります。
これは初めて言った時の新鮮味が薄れてその冗談を言う時の心境が変わって来てしまったり、冗談を言うタイミングの前の空間作りがうまくできてなかったりするためなのです。

冗談で笑いをとる為に必要な事
冗談の内容
誰かを傷つけたり、人を中傷罵倒する事で笑いを取る事は極力避ける。
人を中傷罵倒する事で笑いを取るには細心の注意を払わなければなりません。
1歩間違えると観客に不快な思いをさせてしまいます。
我々パフォーマーが大人数相手に中傷罵倒ネタを使う時は特に注意を払っています。
比較的成立しやすいものは自分を中傷罵倒する自虐ネタですが、やりすぎると見ていて痛くなってしまうので、やり過ぎには気をつけましょう。
冗談だとわかる内容にする。
心底本当だと思うことは嘘になってしまいます。
冗談は冗談だと分からないと行けません。
それがすぐにわかる必要があるのか、一瞬間があってわかるのか、しばらく考えてわかるのかはネタによって変わってきますが、最終的には冗談だと分からないと冗談としては成立しません。
冗談を言う時の心境
冗談で人を笑わせようとするとその冗談を言えばいいと言うものではありません。
それまでの流れがあって、どういった心境で冗談を言っているのかが大切になってきます。
流れが上手く行っても言ってる人の心境でウケたりウケなかったり時には不快な思いをさせてしまったりします。
冗談が言えるシチュエーション
冗談と言うのはシチュエーションによって言っては行けない状況というものがあります。
これは考えてみれば当たり前なのですが、同じシチュエーションでも内容によって言って許されるものと許されないものがあります。
パフォーマンス中は冗談を言えるシチュエーションを意図的に作り出すことによってショーを成立させているのです。

まとめ
冗談と言うのはもともとがマイナスイメージを持っているものだと理解した上で使うべきである。
自己満足のためではなく相手を楽しませる事を目的として使わなくてはならない。
空気を読んで使うべき時に使う必要がある。
パフォーマーが使う冗談
冗談を言う雰囲気を作る。
人を中傷罵倒する事で笑を取る冗談は極力避ける。
冗談だとわかる内容にする。
冗談を言う時の心境やシチュエーションに気を配っている。
総括
意図的に行う冗談というのは人を楽しませて笑顔を誘い出すためのものです。
上手な冗談の言い方を身につけて周囲の人を笑顔にさせてあげてください。
ちなみに意図的に行っていない冗談と言うのは自己防衛のためにはぐらかしている事が多いので、上手な使い方とは言えないですね( ̄▽ ̄;)
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