パフォーマーと客とイベント主催者との思考のズレ!解消すれば人気のショーが作れる

パフォーマー育成

もっと良いショーができるようになりたい。
もっと楽しい芸ができるようになりたい。
人気のある大道芸人になりたい。
もっとウケるネタが作れるようになりたい。

芸人の向上心は尽きることがありません。

でもその為には芸を磨くだけじゃだめなんです。

どんなに凄い芸や技術やネタを持っていても、お客様に受け入れられなければいけません。

そして依頼してくれるイベント主催者が我々芸人を呼ぶメリットを感じさせるショーが提供できないと我々に出演オファーはきません。

考え方をちょっと変えればいいだけなんです。

その確信とも言える考え方を探って行きたいと思います。

パフォーマーが考えている事、お客様が考えている事、そしてイベントを主催してくれた人達が望んでいる効果それらが全て一致する事はなかなかないですが、もしその考え方のズレを少しでも統一させる事ができるればそのイベントは凄く盛り上がると思いませんか?

僕は最近そんな事を考えています。

その為にはまずパフォーマーである僕が僕の考え方を発信しないといけないな!と思い情報発信を始めました。

情報発信を初めて1ヶ月半位たちましたが、早くもいろんな人から質問や問い合わせを頂きました。

ファンの方、新人パフォーマーさん、イベント会社の方、自治会の方、ボランティアスタッフの方思っていたよりも早く反響があった事が嬉しいです。

こういった方達とメールで、Twitter(DM含む)で、Facebook(メッセンジャー含む)で、LINEで、時には直接会って話しをしているうちにやはりそれぞれ微妙な考え方の違いがある事が見えてきました。

まだまだ1部の声ですが、それらを元に考えてみましょう。

イベントの主催者側が求める事

人に集まってもらいたい。
来客したお客様に楽しんでもらいたい。
その結果その地域や施設やスポンサーの企業などのイメージが良くなって、リピーターになってもらいたい。
など
(イベントを行う事によって得られる効果(メリット)がなければお金は出してくれません。)

お客様が求める事

楽しいショーが見たい
凄い技が見たい
笑えるショーが見たい
など
(要は日常ではありえない心が動く(揺さぶられる)ショーが見たいって事かな?と僕は考えます。)

パフォーマーが求める事

自分が練習してきた事を認めてもらいたい。
自分の技が凄いと思われたい。
自分が考えた(やってる)ネタで笑ってもらいたい。
(パフォーマーが求める事に関してはちょっと分かりやすくするために若手パフォーマーと話していて僕が感じたことと、当時僕が思っていたことを書きました。)

こうやって見るとちょっとズレてるな!と思うのはパフォーマーの考え方なんです。

先日行われたあつぎ国際大道芸フェスティバルの朝のミーティングでプロデューサーの橋本隆雄氏が話していたことですが、

「自分がやりたい事をやるな!客が喜ぶ事をしろ!その為に客をよく見ろ!」

かなり確信をついてると思います。

レベルの高いパフォーマーはみんなやっている事なのですが、

どうやったら客が喜ぶか?
どうやったら客が楽しむか?
どうやったらすごく見えるか?
全て客目線で考えています。

そしてもうひとつパフォーマーは好印象を持たれる事が求められます。

どんなに面白い事をやる人でも人が近づきたくないと思う人の周りには人は集まりませんし、イベント自体が好印象のイメージが無くなってしまいます。

今現在ではざっくりした事しか言えませんが、この様な流れができると良いイベントになるのではないでしょうか?

自分が練習してきた技や考えたネタを使ってお客さんが楽しむ事を考え、お客さんの心が動くショーを行う。

お客さんが満足して帰る事がイベントの主催者の希望にも繋がる。

できてる人には当たり前の事ですが、復習の意味も込めて改めて書いてみました。

今現在の読者の声を元にここまで書いてみましたが、僕が最終的に知りたいズレはもっと深いところです。

例えば面白い事を言おうと思ったら、突拍子も無い事も言う必要があります。

しかし度を過ぎるとクレームに繋がります。

クレームを怖がりすぎるとお堅いニュースキャスターや政治家の演説の様に堅い言い方になってしまいます。

「面白くない!」「つまらなくは無いけど、面白くもない!」「これは面白い!」「そこまで言うか!」「それはちょっと!」

それぞれに段階があります。

笑うツボにしても、凄いと感動する事に関しても、うっとりする事に関してもパフォーマーと観客とイベント主催者の考え方には多少なりともズレが存在します。

これ等のズレを近づけていくためにも皆さんの声がすごく大切になってきます。

このブログのコメント欄でも、メールでも、Twitterでも、Facebookでも、LINEでも構いません。

皆さんの意見や感想、そして質問など何でもよいので頂けると嬉しいです。

僕が情報発信を始めたのはごく最近の事です。

いままでの僕を知ってる人は、なぜ急にこんな事を始めたのか?不思議に思ってる人も沢山いると思います。

ここにはいくつか理由があります。

理由1
僕が活動していること主に『ハッピーメリーサーカス』と『アルジェントさーかす』の事を多くの人に知ってもらうため。

要するに宣伝活動ですね(;^_^A

理由2
大道芸パフォーマンスやサーカスショーは本当に面白いと思っています。
素晴らしいパフォーマーも沢山います。
一般的にだいぶ認知され始めたとはいえ、まだまだメジャーな娯楽というには一般的ではない気がしています。
映画を見に行ったり、カラオケに行ったりする人たちの数と大道芸やパフォーマンスしベントを見に行く人たちの数を考えればまだまだ少ないのです。

この僕たちがいる大道芸やパフォーマンスなどの業界をもっとメジャーなものにしたい。そういった思いが強くあります。

理由3
今回書いたこの記事の内容そのものです。
パフォーマーが独りよがりでショーを作ってもお客様には響かない。
お客様に響かなければパフォーマンスショーをイベントで使おうという人たちも出てこない。
「その為にはもっとお客様とパフォーマーとイベント主催者が交流し、情報交換ができる環境が作れればいいな!」
そういう思いからまずは僕が考えていることを発信するところから行ってみようと思いました。

理由4
僕は幼少よりスポーツを行い、職人の道に入り、そしてこのパフォーマンス業界に来ました。
どの業界でも、一定レベル以上の事は教えないと成長が止まってしまう。
そう考えていますし、そう習ってきました。
なので、HMC(ハッピーメリーカンパニー)という団体で若手指導をしているのですが、
パフォーマーやパフォーマーを目指している人で、近くにいない人・僕と面識がない人・どこでどう勉強したらよいかわからない人など、もっと多くの人たちの悩みを聞き、それをちゃんと文章で説明することができれば、自分の成長をもっと加速させることができるのではないか?

そう考えてパフォーマー育成のブログ記事を書き始めました。

まだまだ始めたばかりの新しい取り組みなので、皆さんの協力が必要です。

大道芸を・パフォーマンスショー・サーカスショーを広めていくためにも皆さんの意見やコメントや質問などからコミュニケーションを取らせてください。

そして僕が情報発信を始めた理由のどれか一つでも共感していただけるのであれば、このブログを宣伝していただけるとすごくうれしいです。

GEN(ジェン)

コメント

  1. […] 今日プロパフォーマーの大道芸人(GEN)さんがこんな感じの記事を更新していて、リンクを見ていただければ分かると思いますが、各自求めているものが違ってる(笑)さすがにプロのとらえ方って凄いなと感じました。僕は全般的に大道芸というよりはイベント寄りで健康センターでのパフォーマンスが9割以上になります。お世話になっている「健康センター」及びいわき芸能倶楽部という市民団体からのオファーがメインで、年間70~80ステージの依頼を頂いております。 […]

  2. […] まずこちら 「プロの大道芸人GENさんのブログ」 お客さんを楽しませる方法です勉強なりますよ。 […]

    • のんぴーさん記事の紹介ありがとうございますヾ(●´∇`●)ノ
      これからも役に立てる情報発信出来るように頑張りますので、今後ともよろしくお願いします(ㅅ´ ˘ `)

大道芸人GEN(ジェン)が教える「相手と仲良くなるためのコミュニケーション術」はこちら
㊙テクニックをプレゼント中!
大道芸人GEN(ジェン)が教える コミュニケーション術 はこちら
㊙テクニックをプレゼント中!
タイトルとURLをコピーしました