
大道芸やサーカスの演目でアクロバットを使ってるものは沢山ありますが、一体どんなのがあるのでしょうか?
そして、アクロバットはサーカス芸の基本となります。
そんなアクロバットに関する記事です。
どんな芸?
宙返りをしたりトンボを切ったりすることがイメージしがちですが、バランスを取ったり逆立ちをしたりすることもアクロバットに入ります。
なのでサーカス芸全般は大きなカテゴリーで考えるとアクロバットの中に入ります。
語源
acro「高い」bai「行く」この2つの単語があわさり、
acrobat「高いところで歩く」と言う意味を持ったそうです。
サーカスで綱渡りをするなど、ハラハラドキドキする芸のことをアクロバットと呼ぶようになったそうです。
acroの語源はギリシャ語でacrosが由来となっていて、「頂上」を意味するそうです。
高い所を歩く綱渡りから、空中芸などの高い所で行われる演目全般をアクロバットと呼ぶようになり、バランスを取ったり軽業師的な事をアクロバットと呼ぶようになって言ったと推察されます。
アクロバットの種類

道具を使わないアクロバット
宙返り・逆立ち・組体操(アクロ体操・サーカスアクロバット・ハンドトゥハンド・マンオンマンなどとも言う)・ダンス(アクロバットを使わないものもあります)・コントーション(柔軟力を見せるパフォーマンス)
道具を使ったアクロバット
椅子倒立・ローラーボーラー・ラダー・一輪車・綱渡り・エアリアル(空中芸)・トランポリン・ポール(チャイニーズポールやポールダンスなど)・足芸など
サーカス芸全般がアクロバットなのでまだまだ沢山ありますが・・・( ̄▽ ̄;)
バランス芸は基本アクロバットの中に入りますね♪
意外とアクロバットと認識されてない演目でもアクロバットの技術を使ってるものも多いです。
サーカスではアクロバットが基本となります。
これはアクロバットを披露するというだけではなく、『怪我をしない身体を作る』『動ける身体を作る』という目的があります。
ちょっと小話

海外ではサーカス学校があちこちにあります。
ちゃんと入校して何年間のカリキュラムという学校ももちろんありますが、一日だけとか数時間だけ気軽にジム感覚でサーカス芸を練習できる学校など、様々なタイプのものがあります。
ショックだったのが初めてイギリスに行った時、まだ僕がサーカス学校に入って2年目位だった頃親身になってアクロバットを教えてくれる大道芸人がいました。
今考えてもレベルは結構高かったと思います。
(技の種類ではなく、基礎トレーニングの方法など)
それでその人のショーを見に行ったら・・・
ジャグラーさんだったんですよね!
アクロバットの演目は一切無し!
後で話しを聞くと・・・
「当たり前だよ!じゃないと動けないじゃないか!!」
僕が良く行くサーカス学校にはパントマイマーや、マジシャンも居るよ」
と言っていました。
日本ではあまり重要視されていませんが、人前に立つ体作りとしてアクロバットを練習に取り入れてる人は多いです。
確かにジャクラーさんも動き回る身体能力が高い人が多かったです。
GEN(ジェン)の芸

幼少より様々なスポーツを行ってきましたが、体操経験者ではありません。
派手に見事に転ぶクラウン芸がやりたくてサーカス学校に体験入学する!
体験入学3日目で初のバック転を決め、そのまま調子に乗ってサーカス学校に入校する。
90歳を超えるおじいちゃんが逆立ち芸をやっているところを見て、年を取ってからも行える演目だと思い、椅子倒立を学ぶ。
GEN(ジェン)のアクロバット

椅子倒立(チェアーアクロバット)
アクロバットを見せますよ!という演目はこれくらいですかね?
随所にアクロバット技術は入っていますが( ̄▽ ̄;)
アルジェントさーかすのアクロバット

椅子倒立(チェアーアクロバット)・ジャイアントバルーン・ハンドトゥハンド(滅多にやらないです)・コメディー(あちこちに入っています)
Happy Merry Circusのアクロバット

椅子倒立(チェアーアクロバット)・ハンドトゥハンド・エアリアルリング・エアリアルティシュー・トラピース(小一丁ブランコ)・ジャイアントバルーン・ローラーボーラー・ラダー
など
ショーによって行わない演目もあります。
備考
アクロバットを学ぶということは、効く身体を作るということなので、すべてのパフォーマーにお勧めです。
怪我をしないからだ作りはもちろん。動けるということは芸の幅を広げます。
サーカスショーと大道芸ショーの違いについての記事も合わせてお読みください。
GEN(ジェン)
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