せっかく話しかけられたのに会話が弾まない!
話しかけられたから頑張って話を膨らまさなくちゃ!そう思えば思うほど盛り下がっていく。
話しかけてくれた人は気持ちを理解してほしくて話しかけています。
気持ちを理解してあげれば会話は弾みますよ!
話しかけてくる人の気持ち
大道芸をやっているとショーが終わってから話しかけてくれる人が結構います。
嬉しい事ですね♪
だけど、話しかけてくる人には大きくは2種類の人がいるのです。
ひとつは僕の事が知りたい人。(僕の話が聞きたい人)
もう一つは伝えたいことがある人(聞いてほしいことがある人)
この二つを間違えて対応してしまうと会話はすぐに終わってしまいます(;^_^A
相手が何を求めているのかをちゃんと把握する必要があるのです。
でもこれって日常の会話でも同じことが言えるんですよね。
せっかく話しかけてくれたのに、会話が長続きしない。
盛り上がらないで淡々と話すだけになってしまう。
こんな経験あると思います。
これって、相手が話したい事と内容がずれてしまった時におこるのです。
相手は何のために話しかけてきてくれたのか?これを無視すると会話が弾まなくなるのは当たり前です。
聞きたいことがあって話しかけてきたのか?
伝えたいことがあって話しかけてきたのか?
最低でもここは取り違えてはいけません。
また、聞きたいことがあってきたのに、違う事を応えてしまうと相手は困った感じになってしまいます。
そのような事にならない様にするには、すぐに切り返さずに相手の話をしっかりと聞いて相手が何を求めてるのか把握する必要があるのです。
気持ちがわかってほしくて話しかけてくる。
こちらに質問してくる人の場合はその内容にあった返事をすればいいのですが、伝えたいことがあって話してくる人は実は話の内容を伝えたいというよりはその人の気持ちがわかってほしくて話しかけてくるのです。
それを理解しないでそれに対して自分の意見ばかりを言ってしまうと話が終わってしまうことがあります。
相手は質問したいのではなくて、伝えたいことがあって話しかけてくる場合は、自分の気持ちがわかってほしくて話しかけてくるのです。
会話を続けたかったり、盛り上げたいときは共感してあげたり、肯定したり、ねぎらいの言葉をかけてあげましょう!
会話をしている時、相手がどんな気持ちだったのかを想像しながら話していくといいでしょう!
相手が伝えたいことはアッテル?
相手が話しかけてきて、その話を膨らませたのにいまいちノリが良くないときがあります。
なんで?
もしかしたら相手が伝えたかったことはそれではなかったのかもしれませんよ!
話たい事の伏線だったり、それを説明してからじゃないと本題に入れなかっただけかもしれません。
相手が伝えたいことにたどり着く前に話を膨らませてしまった可能性があります。
相手が本当に伝えたかった事が何かよく考えてみましょう!
例
相手:「昨日本厚木のパンケーキ屋さん行ったの!」
自分:「そこって大道芸見れるお店だよね!」「みてきたの?いいな!行ってってみたいと思ってたんだよね!!」
相手:「そ・・・そうね・・・。」
あれ?反応がよくないな?
もしかしたら、相手はこんな会話がしたかったのかもしれませんよ?
相手:「昨日本厚木のパンケーキ屋さん行ったの!」
相手:「すごくおいしかったの!あんなパンケーキいままで食べたことがないの!!」
自分:「へ~!そんなにおいしいパンケーキがあるんだ!よく見つけたね。」
相手:「感動できるレベルだから今度一緒に行こ!」
同じお店の話をしていますが、内容は全然違いますよね!
相手が何を伝えたいのかを間違えると相手は伝えたかったことが伝えられずにフラストレーションがたまってしまいます。
話しかけられたときはすぐに切り返すのではなく、相手が何の話をしたいのかしっかりと聞いてそれから応えてあげましょう。
話し上手より聞き上手になれ!
僕は大道芸という仕事柄話す方が得意です。
新しい話題をふって、質問して、共感してもらう。
ショーをやっているとそこの訓練ばかり行ってしまいます。
ところが日常ではその逆で、聞き上手の方が重宝されます。
聞き上手の人の前ではついつい多くの事を話してしまいます。
聞き上手な人の周りには多くの情報が集まってくるものなのです。
情報が多く手に入れば話せることも多くなっていきます。
話し上手な人の話し方も多く見て触れていく事になります。
その結果、聞き上手な人は話し上手にもなりやすいのです。
話し方を勉強するよりも聞き方を勉強した方が使えるシーンも多いですし、効率も良いのです。
相手の反応を見逃すな!
相手が話しかけてきてくれたのに、何も答えないでただ聞いてるだけ。
これは流石に話が盛り上がっていきにくいです。
相手が何を求めているのかを見極めろとは言いましたが、見極めてる間も話はしていかなくてはなりません。
そんな中でうっかり相手が求めてる方向ではなくなってしまう事もあります。
そのような時は相手のリアクションをよく見ましょう。
相手が求めるものが帰ってきていれば相手はどんどんテンションを上げて話してきてくれるはずです。
逆に相手が求めてることと違う方向に進んでしまった場合はテンションが下がるなどして陰りが見えます。
この信号を早くキャッチできるようになれば早く軌道修正して相手が望む方向に進めていく事ができるのです。
僕はTwitterやツイキャスで人と会話することがよくあるのですが、相手の顔が見れないこういった場所ではこれがまた難しい!!
なかなか返事が来ないから「あれ?違ったのかな?」と思って軌道修正するも返事が返ってこない。
挙句の果てその人はもう見ていない。
そんなことはよくあります。
でも、会ってさえいればそのような情報はいたるところに転がっています。
これ等の情報を拾って会話を進めていけば相手が望む会話がきっとできます。
相手のそういった反応を無視しないで感じ取ろうとしていれば意外とすぐにそれらの情報はキャッチできるようになりますので、気にして見て下さい。
気持ちを共感してあげよう。
先ほど気持ちがわかってほしくて話しかけてくる。と言いました。
気持ちがわかったらどうするのが正解なのでしょう?
それは、共感・肯定(褒める)・ねぎらいこの3つを使い分けてあげればいいのです。
共感
わかってほしいという気持ちに応える言葉
辛かったね、大変だね、うれしいね、むかつくね、幸せだね・・・などなど
肯定(褒める)
やってきたことを認めてあげる言葉
わかるよ、凄いじゃん、いいね、かっこいい、かわいい、いいことしたね・・・などなど
ねぎらい
苦労してきたことをいたわる言葉
おつかれさま、がんばってるね、ありがとう、感謝してる、すごいね、さすがだね、・・・などなど
ここに例として挙げた言葉に限らず、自分が言われてうれしかった言葉を覚えておくと良いでしょう!
自分が言われてうれしい言葉は、相手にとっても嬉しいものです。
まとめ
話しかけてくる人は、
質問があって話しかけてくるのか、
伝えたいことがあって話しかけてくるのか、のどちらかです。
しっかり見極めましょう。
伝えたいことがあって話しかけてくる人は気持ちを伝えたくて話しているのです。
相手がどのそうな気持ちだったのか想像しながら聞きましょう。
相手のノリが悪くなったときは、相手が伝えたいことが伝えられてないときです。
今一度相手の話をよく聞きましょう。
相手が出すノリが悪くなった時の反応を受け取れるようになりましょう。
相手の気持ちを理解した上で、共感の言葉、肯定の言葉(褒める言葉)、ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
これ等の事をやれば相手は気持ちよくいろんなことを話してくれるようになります。
聞き上手になれば話し上手にもなれます。
聞き上手になって楽しい会話が出来るようになりましょう。
このブログを書いた人
大道芸人GEN(ジェン)
芸歴21年の大道芸人。
コミュニケーションを大切にする大道芸を行っていて、コミュニケーション、会話などの勉強を行い、実践で鍛えています。
21年で培ってきた会話術を整理してブログに残す活動を開始しました。
勉強中の内容も含めて今後も会話に対する記事を増やしていこうと考えています。
会話に関するブログ記事はこちらです。
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大道芸人GEN(ジェン)はサーカス芸をコメディーで見せていくパフォーマンスを行っています。
アルジェントさーかすやハッピーメリーサーカスといったグループショーにも力を入れています。
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