伝わる！読みたい！行動したい！そんな文章の書き方【構成と役割】

1年半前(2020年以前)、ぼくは説明が苦手でした。
要点をまとめることができず、
自分でも何を伝えたいのか
分からなくなってしまう。
そんな性格でした。

今では、「説明が上手い」「理解しやすい」と
言われるようになりました。

この1年半で何があったのかというと、
それは・・・

文章の書き方を学んだことです。

「説明が苦手」「理解してもらえない」
「思い通り行動してもらえない」
「そもそも読んでもらえない」

あなたもこんな悩みもってませんか？

これは1年半前に僕が抱えていた悩みでした。

説明しようとすればするほど話は長くなる。
熱量だけで説得しようとするからしつこくなる。
伝わらないからと、諦めてしまう。
はぐらかしてしまう。

僕はまさにそんな状態でした。

これは文章構成が悪いために起こります。

言いたいことをダラダラ言っても
相手の心に響かないのです。

あなたも同じじゃないですか？

しかし、

文章構成を理解し、
型が分かれば解決できるのです。

文章構成の目的とは、
次の事を実現する為にあります。
それは・・・、

• 自分（読者）の為に書いてると思わせる
• 続きが読みたくなる
• 理解できる
• 印象に残る
• 行動したくなる

今、この記事を読んで、伝えるために必要な
【文章構成】をマスターしてください。

この記事は初心者向けに書いたものです。
「これだけは覚えておきたいもの」
に内容を絞ってお伝えしていきます。

文章構成を覚えて
「あなたの文章のおかげで
○○できるようになりました」
と言われるようになりましょう。

文章の役割を理解する（7つの構成要素）

文章は次の7つの構成要素から成り立っています。

• タイトル
• テーマ
• ペルソナ
• 見だし
• 序論
• 本論
• 結論

「うわっ！沢山ある！！」
と思ったあなた！

大丈夫です。
今から簡単に理解できるように説明しますから。
覚えちゃってください。

一つ一つは難しくありませんから。
全部理解できます。

それでは、
それぞれの役割を理解し、
実践できるようになりましょう。

タイトルの役割

読者はタイトルを見て
あなたの文章を読むかどうかを決めます。

そのためタイトルに
どのような内容が入っているのか？
これが重要になるのです。

• 誰に向かって発信しているのか？
• 読むとどうなるのかを具体的に表現
• 興味を引く内容にする

タイトルとは、
どんな内容かわかり、
「文章を読みたくなる」
そんな仕掛けを作る場所です。

読者が一番最初に
必要か必要じゃないかを判断する場所。
これがタイトルです。

テーマの役割

文章はダラダラ書いてしまうと、
何について書いているのかが
分からなくなってしまいます。

その結果読者は迷子となり、
読むのをやめてしまいます。

まず書き手であるあなたが
何について書くのかを
明確に理解していないといけません。

意識するのは次の4つです。

• 誰に向けて伝えたいのか？
• どのような事を伝えたいのか？
• この文章を読むとどうなるのか？
• ブログの場合は、検索キーワードを決める

テーマが無かったり、
ぼやけてしまっていると
読者はいろんなことを考えながら
読まないといけなくなります。

考えながら読まないといけない文章は、
ストレスとなり、
理解できない文章となります。

すると読者は
最後まで読まずに
辞めてしまうのです。

テーマをハッキリさせから
伝えることで、読者の負担を減らします。

テーマは、
「読みたい」「理解できる」「行動できる」
このような文章を書くために必要なものです。

テーマを決めて、
伝えたいことを明確にしましょう。

ペルソナの役割

ペルソナとは『ターゲットの中の特定の一人』
という意味のマーケティング用語です。

ペルソナを一人決めて、その人が
理解できるように、心を揺さぶるように、
深く刺さるように、書いていきます。

一人に深く突き刺さる文章は、
周辺の人（似た境遇の人）にも
刺さっていきます。

多くの人をターゲットにしてしまうと、
誰にも刺さらない文章となってしまうのです。

ペルソナとは、
特定の誰かが必要なのですが、
次のような人が想定できます。

• 実在する誰か
• 空想の誰か（設定をしっかり決めておく必要があります）
• 過去の自分

ペルソナを決めたらその人が

• どのような悩みを抱えているのか？
• どのようになりたいと願っているのか？

を考えて、その悩みを解決する為に文章を書いていきます。

見だしの役割

見出しは各項目が
何について書いているのかを
ハッキリさせるためにあります。

サブタイトル的な立ち位置です。

見出しを読んでいくだけで
この文章がどういうものかが
分かるようにする。

そんな必要があります。
ブログの場合はサブキーワードも
意識して書きましょう。

序論の役割

文章の型は3つのパートに分かれています。

• 序論
• 本論
• 結論

数多くある型も
この3つの中に納まるのが
基本となります。

それでは序論の役割を説明しましょう。

ここで読者は続きを読むか決めます。

タイトルの内容
（誰に向かって発信するのか？
読むとどうなるのか？
興味を引く内容にする）

をより深掘りし、
読者の心をつかんで、
本文を読みたいと思わせる
大切なパートです。

本論の役割

文章全体のメインパートです。

具体的に解説し、事例や具体例を入れて
説得力を持たせることがポイントです。

あなたの意見とその理由を
伝えるパートとなります。

結論の役割

全体の要約であり、復習です。

一度読んだ人はここを読み返せば
内容を思い出せるようにします。

飛ばし読みした人はこのパートを
読んで、本文が読みたいと
思わせることがポイントです。

思いついたことを箇条書きに書いていく

文章を書く前設定である、下記の3つは、
先に決めておきましょう。

1. 何について書くのか？
   （テーマ設定）
2. 誰に向かって書くのか？
   （ペルソナ設定）
3. 読んだ人をどのような状態にさせたいのか？
   （悩みの解決）

これらが決まったら、あなたが書きたい事、
思いついたことを順不同でいいので、
ドンドン書いていきましょう。

この時、後で順番が入れ替えられるように
カードにメモしたり、
マインドマップ（xmindアプリなど）を
使っていくことがおすすめです。

ぼくはxmindを使っています。

順番は後で変えればいいです。
思いついた順にドンドン書いていきましょう。

これはブレインストーミングと同じで、
抜け、漏れがないか？を判断するのに便利です。

それと・・・、
「もう出てこない」
そう思ってからひねり出てきたものが
もっとも大切な事。

そういう事が多いためです。

『もっとも大切な事』
これが見つけられた文章は
中身が濃い文章になっていきます。

箇条書きでいいので、
書きたい事をドンドン
ひねり出していきましょう。

これだけは知っておきたい文章の型４選

文章は目的によって型が変わってきます。
「何かを伝えたいのか？」
「物語を伝えたいのか？」
「何か行動してもらいたいのか？」

目的別の型3つ。
それと、全ての文章のベースとなる型
を知っておきましょう。

３段構成（すべての文章のベースとなる型）

どのような文章でもこの3段構成が無いと、
よくわからない文章となってしまいます。

そのすべての文章のベースとなる
3段構成とは、

• 序論
• 本論
• 結論

で構成されています。

内容は『文章の役割を理解する』で
説明した通りですが、簡単に復習しましょう。

序論
何について書いてあるのかを説明し、
本文を読みたいと思わせるパート

本論
文章のメインパート

結論
全体の要約であったり、
筆者の意見をまとめたり、
行動喚起するパート

3段構成は、これから説明する
目的別の型と組み合わせて使っていきます。

PREP法（あなたの考えを伝えるための型）

情報が沢山ある現代において、
人が1つの情報にかける時間が短くなっています。

そのため、短い時間で内容が理解できないといけません。

短時間で理解する為に
最も効果ある文章の型。
それが
PREP法です。

PREP法は

• 結論（主張）
• 理由
• 具体例
• 結論（主張）

の4つの構成からできています。

主張
まず初めに結論や主張を言って、
この文章では何を伝えたいのかを
ハッキリさせます。

理由
次にその根拠となる理由を説明し、
説得力を与えます。

具体例
3番目に具体例をあげ、
読者がハッキリ
イメージできるようにします。

主張
最後にもう一度結論（主張）と言い、
読者の印象に強く残るようにします。

起承転結（物語を伝え、文章そのものを楽しんでもらうための型)

人は物語が大好きです。
ストーリーを付けることで、
想像力に働きかけ、
文章そのものに没頭してもらう。

文章そのものを楽しんでもらったり、
あなたのファンになってもらう時に使う型です。

起
物語が始まったことを伝えるパートです。

『
1年半前、ぼくは説明が苦手でした。
要点をまとめることができず、
自分でも何を伝えたいのか
分からなくなってしまう。
そんな性格でした。
』

この記事の冒頭で書いた文章ですが、
物語が始まった雰囲気が出ますよね。

こうすることで、読者に興味を持たせます。

承
物語が展開し、
具体的にどのような内容かを
伝えるパートです。

『起』で興味を持たせ、
『承』で背景を想像できるようにしていきます。

背景が想像できると、
読者は文章の世界に
入り込みやすくなります。

転
物語の山場となります。
今までと違う展開。
新しい問題の勃発。

こういった展開がおき、
乗り越えていく姿などを
想像させていきます。

結
物語がどういう結末になったのか？
ハッピーエンドなのか？
バッドエンドなのか？
問題が解決できたのか？
できなかったのか？

こういった結論を書く事で、
物語の幕を閉じるパートです。

新PASONAの法則（セールスレター、提案、説得のときに使う型）

セールスレターでよく見かける新PASONAの法則は
6つのパートから構成されています。

• 問題
• 親近感
• 解決策
• 提案
• 絞り込み
• 行動

問題
読者が抱えている問題を明確にするパートです。
または、気が付いてない問題に
気付かせてあげるパートでもあります。

親近感
人が、何かを教えたり、提案するときは、
あなたは問題を解決している必要があります。
あなたが問題を解決していないと、
教えることも、提案もできません。

ですが、あなたにもできなかった時期があるはずなのです。

問題に悩み、解決策を探していた時期。

これを読者に伝えることで、
「あ！私と同じだ！」
と、共感してもらう必要があります。

共感するからこそ解決したあなたに興味を持ち、
話を聞こうと思うのです。

親近感とは、そのためのパートです。

解決策
あなたがどうやって問題を解決したのか？
読者がどのように問題を解決したらいいか？
これを説明するパートです。

提案
あなたの提案が、問題を解決する為に
もっともいい方法だと伝える為のパートです。

その理由や、実績などを混ぜて、
もっともいい方法だと、
読者に伝えていきましょう。

絞り込み
あなたの提案に効果がある人は誰なのか？

どの段階まで来ている人なのか？
(初級、中級、上級など）
(あったらいいな！と思う人向けなのか？
ないと困る人向けなのか？など）

読者は、あなたの提案に乗るべきなのか、今は必要ないのか？
これを明確にしていくパートです。

また、

あなたの提案に乗るためには、いつまでに行動しないといけないのか？
これを伝えるパートでもあります。

行動
読者が具体的にどう行動したらいいのか？
行動方法を提示するパートです。

これだけは知っておきたい文章の型４選のまとめ

文章は目的によって使うべき型が変わってきます。
もちろん、組み合わせることもできます。

あなたの文章は、何が目的なのか？
これを理解して、型を選んでいきましょう。

そのほかの文章の型

先ほどお伝えした4つの型意外にどのような型があるのかを
さらっと紹介します。
気になるものがあったら、調べてみてください。

• 3段構成（序論・本論・結論）
• 4段構成（起・承・転・結）
• 統括式の構成（結論・理由・具体例）
• 尾活式の構成（理由・具体例・結論）
• 双活式の構成（結論・理由・具体例・結論）
• PREP法（結論・理由・具体例・結論）
• SDS法（概要・詳細・要点（まとめ） ）
• ホールパート法（全体像・部分（3つのパート） ・全体像）

セールスレターに適した型

• 新PASONAの法則（問題・親近感・解決策・提案・絞り込み・行動）
• QUESTフォーミュラ（絞り込み・共感・教育・刺激・変化）
• CREMAの法則（結論・理由・根拠・手段・行動）

箇条書きにしたメモを、型に当てはめて見だしを作る

先ほど順不同で書いた箇条書きのメモを
型に沿って当てはめていきましょう。

どのメモをどこに配置するのがいいかを決めて、
それに見合う見出しを付けていきます。

この時、見出しの一覧（目次の一覧）をみて
文章全体の内容と流れが分かるようにします。

この見出しの一覧があなたの文章の構成となります。

見出しの中身を書く

見出しを書く事で、
文章全体の構成が決まったら
中身を書いていきます。

この中身も文章の型に沿って
書く必要があります。

文章全体が見やすくても、
一つ一つが理解できないと、
読者は読むのをやめてしまいます。

一つ一つ、文章の型を意識して
書いていきましょう。

悩んだときは、PREP法がおすすめです。

推敲する

文章は書いたら終わりではありません。
いかに推敲していくかがポイントになります。

読み直して、修正していくことで文章は練られていきます。

読者にとって、読みやすく、
理解しやすい文章にすることが大切です。

推敲するときは以下の5つを意識します。

• 余分な文章を削る
• 重複するところを削る
• 読みにくいところを修正する
• 意味が分からないもしくは勘違いするところを修正する
• 順番が適切かどうかを確認する

読み直して、内容が頭に入ってこない所は
説明の仕方に問題があります。

読み飛ばしてしまいたくなるところは、
面白くなく、興味が持てない内容の部分です。

自分がしっかり読める。
ちゃんと理解できる。
モヤっとしない。

こういった文章になるように
何度も練り直していきましょう。

タイトルを決める

文章が書きあがったら最後にタイトルを決めます。

テーマに沿って文章を書いていきますが、
タイトルは一番最後に決めるか、見直すかする必要があります。

• あなたが書いた文章の内容に合っているか？
• あなたの文章を読みたいと思えるか？
• 読者の興味を引く内容になっているか？
• 読んだらどんなメリットがあるか？

これらの事を考えて読者が読みなくなるタイトルを付けましょう。

伝わる文章の書き方まとめ

伝わる文章と書きましたが、
「伝わる文章」
「読みたくなる文章」
「行動したくなる文章」

文章とは、ここまで意識して書く必要があります。

そのために必要なのは、文章構成です。

文章の7つの構成要素を理解し、
文章に適した型に沿って書いていくことで
活きた文章となります。

あなたの文章が多くの人に愛されるようになるために、
この記事を何度も読み返し、練習していってください。

「苦手」とは、経験が少ないから起こります。
経験が多いと「得意」となります。

はじめは誰もが苦手です。
僕も45年間文章が苦手でした。

文章の勉強をし、書く量を増やすことで、「得意」になれます。
誰でもなれます。

文章は、多くの人の悩みを解決することができます。

ぜひあなたも文章を書く事が得意になって
頼られる人になってください。

文章術があなたの生活を豊かにする

文章術はあなたの生活を豊かにしてくれます。

「え？どういうこと？」
と思いますよね。

それは、インターネット社会となった現代。
あなたの文章が多くの人に読まれる可能性があるためです。

この記事でもお伝えした
「伝わる文章」
「読みたくなる文章」
「行動したくなる文章」
このような文章が書けるようになると、
多くの人の問題や悩みを解決することができます。

あなたの文章を読みたくて沢山の人が毎日あなたの文章を読みに訪れます。

人を助ける文章とは、センスや才能では有りません。
ちょっとしたコツなのです。

誰でも習得できます。

ぼくの文章もすでに1か月で1万記事以上読まれています。

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これを知っておくだけで、未来は劇的に良くなること間違いないです。

僕と一緒に学んでいきましょう。

合わせて読みたい

文章術は実は簡単なんです。

今回は、文章構成についてお話ししました。
なので、若干ビジネスよりでした。
しかし！
その基礎となるものは、
小学生が理解できる内容なのです。

小学校で習っているのです。

覚えてますか？
僕は全く覚えてなかったです。(;^_^A

理由は簡単で、
文章が書けるようになるメリットを
全くといいほど習っていなかったため、
興味が無かったのです。

この記事をここまで読んでいるあなたは、
文章術に興味がありますよね。

そんなあなたなら、
小学生でも理解できる文章術の基礎を
今一度復習しておいた方がいいです。

あなたには必ず役に立つと思います。

ぜひ読んでみてください。

「小学生の為の文章の書き方」が凄すぎた！文章術の基本がここにある

「やばい！」気合い入れて書きすぎた！これはもはや教材レベルです。小学生にも理解できる小学生の為の文章の書き方の基本が文章術の基礎をすべて網羅しています。「テーマの立て方」「構成方法」「伝わる8つのルール」「良い文章にする4つのテクニック」

algento.site

2022.07.22

大道芸人GEN（ジェン）はこんな人

大道芸人GEN(ジェン)について
もっと詳しく知りたい方は
このブログのトップページを
見てくださいね(ㅅ´ ˘ `)

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