集中力の勉強をしていたら記憶力との関係にたどり着いた。
記憶力がコントロールできないと酔っぱらってる時と同等の集中力しか発揮できないらしい。
集中力を鍛えるためには、記憶力を鍛える方法を知る必要がある。
両方ともレベルアップさせちゃおう!

何でも物事を大道芸に置き換えて考えてしまう「大道芸バカ」の
大道芸人GEN(ジェン)です。
僕が考える大道芸とは、《「芸」で興味を持たせて、「楽しませようとするもてなしの心」で観客を引き付けて、「人の魅力」でファンになってもらう。》
そんな職業だと思っています。
なので人間力を鍛える事も大切な要素だと考えています。
ぼくはマイナス思考で自己否定をする、カンシャク持ちの人間でした。
自分の意思をコントロールする技術を身に付けて「Mr.ポジティブ」といわれるようになりました。
だからこそ自分を育てるという事が大切だと感じています。

集中力と記憶力との関係
「集中したいのに頭に入っていかない!」
「何回文章を読んでも、意味が理解できない。」
そんな時は記憶容量が一杯になってるのかもしれません。
集中力と記憶力との間には物凄く深い関係がありました。
人が持つ一日の記憶力にはキャパシティーが存在したのです。
一般的に記憶媒体のことを言うと長期記憶のことを指すことが多いです。
「この長期記憶に関しては上限がない。」と言われているのですが、
こと1日というスパンで見た場合、周辺の記憶との関係でキャパシティーが発生してしまうのです。
記憶力も意志力同様鍛える前にコントロールする方法を知ることが大切だということがわかりました。
脳がスムーズに記憶を取り入れられない状態になってしまうと何も頭に入っていかなくなり、集中力がなくなる原因になります。
脳は朝起きてから膨大な情報を記憶していきます。
夜寝てる間に
記憶した情報を必要なものと、いらないものに整理して
必要ないものを消去していきます。
この整理と消去が追い付かないほど情報過多となった時や、
十分な睡眠が取れずに整理と消去が十分にできていない時などは
新しい情報が受け入れにくい状態となっているのです。
パソコンが重くなっていくのと同じです。
記憶の働きを潤滑にしておかないと、効率よく記憶していく事ができず、集中力をなくす原因となるのです。
- まとめ
- 集中力と記憶力との間には深い関係がある。
- 一日の記憶力にはキャパシティーがある。
- キャパオーバーになると集中力がなくなる。
- 記憶の働きを潤滑にしておかないと集中力をなくす原因になる。
記憶力を鍛えなくても、「負担のコントロール」さえすれば効果ある!
記憶力を鍛える本はたくさん売っています。
トレーニングを積めば記憶力は高くなっていきますが、
そこまでしなくても「記憶力」の仕組みを理解し、
前頭葉の負担をコントロールすれば集中力は上がります。
当然「記憶力」も超人とまではいきませんが、良くなっていくはずです。
また、ここで説明している内容は、記憶力のトレーニングを行っていくうえで、必ず学習する基礎編でもあります。
脳の記憶が行っている4つの働き
・一時記憶(海馬)
・整理(前頭葉)
・消去(前頭葉)
・長期記憶(側頭葉)
脳は得た知識や記憶を海馬で一時保存します。
その情報を前頭葉に送り、必要なものといらないもの似振り分けて消去するか、長期保存ずるかを整理します。
長期保存するものは側頭葉に送られ、必要ないものは消去していきます。
前頭葉は、長期記憶から情報を引き出す働きも行っています。
集中力の源であるウィルパワー(意志力)も前頭葉で行っています。
「前頭葉はめちゃくちゃ働き者なのです。」
記憶の整理と消去が潤滑に行われないと前頭葉は疲れ果ててしまいます。
そうすると集中力も発揮できないのです。
また、前頭葉の働きが悪くなっていると、一時保存に新しい情報をストックできないので、頭に入ってこない。という状況が起こります。
- 前頭葉の働きを助けるためには3つの方法があります。
- 整理と消去の時間を作ってあげる。
- しっかりした睡眠
- 仮眠
- 瞑想
- 余計な情報を覚えようとしない。
- やらなくてはいけないことを後回しにして脳に記憶させようとしない。
- さっさと終わらせてしまう。
- メモなどを取って脳で覚えてようとしなくて済むようにする。
- PCやスマホで調べればすぐ出てくるようなことを必要以上におぼえようとしない。
- 必要ない情報を覚えようとしない。
- 自分の活動に必要ないものまで覚えようとしない。
- 恨みを晴らすために相手の個人情報を覚えようとしない。など
- やらなくてはいけないことを後回しにして脳に記憶させようとしない。
- 直接長期記憶(側頭葉)に記憶させる。
- 記憶術のトレーニング
- 整理と消去の時間を作ってあげる。
1と2の二つをしっかり意識するだけで、集中力の妨げは減らすことができます。
3を学ぼうとすると必ず1と2は学ぶことに入ってきます。
- まとめ
- 前頭葉の負担をコントロールできれば集中力は上がっていく。
- 記憶には1次記憶、整理、消去、長期記憶の働きがある。
- 整理と消去の負担を減らすことが大切。
- 前頭葉の負担を減らせば集中力は上がっていく。

「集中力を高める」うえで「知っておきたい記憶力の知識」
記憶には受動的記憶と能動的記憶の二種類があります。
※記憶力については神経心理学や、臨床心理学などによって呼び方が違います。
受動的記憶とは、脳に送られてきたものを記憶していくもので、
「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」があります。
能動的記憶とは自分で覚えようと思って記憶していくもので、「ワーキングメモリ」といいます。
ワーキングメモリは短期記憶に含まれていると考えられていましたが、別物として考える考え方が近年で始めているそうです。
受動的記憶
これらの受動的記憶は「記憶する」「整理する」「削除する」という3つの行為が行われるのですが、睡眠不足になると、特に長期記憶の整理と削除が追い付かなくなり、その結果他の記憶もまともに機能しなくなってしまいます。
◆感覚記憶
五感を使って記憶するもので、最も短いと考えられています。
いるものといらないものを瞬時に整理して必要なものは短期記憶へ、いらないものは削除していきます。
◆短期記憶
20秒から数日の記憶といわれていますが、実はもっとながっく記憶には残っているものもあります。
片付けばこの中に適当にものを押し込んでいく。そんな感じだそうです。
なので、どこに何があるかがわからない。そんな記憶形式なんだそうです。
「数日たってひょんなことから思い出す。」
これは短期記憶の中で整理がついていないもので、記憶が削除されていない時におこります。
必要なものと必要ないものを整理して必要なものは長期記憶へ、必要ないものは削除されていきますが、
◆長期記憶
長期記憶は長期間覚えてる記憶です。
長期記憶は整理整頓されてるイメージだそうですが、やはり長期間使用していない記憶は消去されて行ってしまいます。
能動的記憶
ワーキングメモリとは、人間の脳をコンピューターにたとえたことにより1960年代に生まれた言葉です。
ざっくりいうと、自分から覚えようとしてつかみ取りに行く記憶
そんなイメージです。
計算中に一時数字を覚えておいたり、前の会話を一時的に記憶しておくものだそうで、短期記憶よりも記憶しておける容量は少ないそうです。
また、訓練によっては、直接長期記憶に保存しに行くことも可能だそうです。
まとめ
- 集中力が低下する原因には記憶力とも関係があった。
- 記憶力の働きの中の前頭葉の負担をコントロールして減らせば集中力は持続できる。
- 記憶力の考え方には受動的記憶と能動的記憶の2種類がある。
前頭葉の働きをコントロールして、集中力の弊害をなくしていきましょう。
合わせて読みたい
集中力の源であるウィルパワー(意志力)についてまとめた記事です。
影響を受けた本
集中力を勉強していくうえで、記憶力と集中力との関係にたどり着きました。
そのきっかけとなった本がこの本です。
この記事を書いた人

大道芸人GEN(ジェン)
芸歴22年の大道芸人で、サーカス芸を笑いと共に魅せていくパフォーマーです。
観客とのコミュニケーションを大切にし、観客と一体となってショーを作っていきます。
二つのサーカスチームを運営する中で、新人育成も行っています。
その中で、「大道芸の考え方と自己啓発の考え方」に
多くの共通点があることを発見!
「良い大道芸人が育ち、大道芸が好きになる人が増えたり、興味を持つ人を増やしたい。」
という思いから
22年間で培った経験をもとに、「学んできたもの」や「勉強していること」をまとめた
『大道芸×自己啓発』の考え方を発信しています。
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毎日『大道芸×自己啓発』の考え方をつぶやいたり、新着情報のお知らせなどを発信しています。
会話が大好きなので、気軽に話しかけたり絡んだりしてください。
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