幼少よりスポーツを行い、スポーツ(スキー)の専門学校へ行き、日本代表選手(スキーデモンストレーター)と一緒に練習してきた経験を持ち、現在サーカス芸を使ったアクロバットパフォーマーのGEN(ジェン)です。
10年ほど前に寝返りが打てない程のギックリ腰になり、当時の知識をもとに身体のメンテナンスを行い、3日後には大道芸フェスティバルに出演する。と言う離れ業を行いました。
その後更に筋肉メンテナンスの勉強を加え、現在では動けなくなるほどの腰痛になる前にケアを行い、問題なくパフォーマンス生活を続けています。
そんなGEN(ジェン)が教える腰のメンテナンス方法です。
腰痛に関する記事第2段は日頃のケアについてです。
前回の記事をまだ見ていない方は先にご覧下さい。
前回『腰痛はちょくちょく休める事が大切!』という記事を書きましたが、今回は、まとめて時間が取れる時に行った方が良いメンテナンス方法について書いていこうと思います。
前知識
その前にストレッチの基本的な考え方について説明します。
ストレッチには大きくわけて3種類あります。
1、身体を柔らかくするためのストレッチ
2、身体のメンテナンスの為のストレッチ
3、スポーツ選手などが試合前に行うストレッチ
(我々パフォーマーがショーの前に行うストレッチは 3番 になります。)
今回行うのは 2番 のストレッチの知識が必要となります。
ストレッチには段階があり、
あまり伸びてない→気持ちいい→少し痛い→痛い→激痛→切れる
と言うふうに段階があります。
正しいやり方を習っているのであれば痛いまでは行って構わないのですが、間違ったストレッチ方法だと 痛い以降は筋を伸ばしてしまい、怪我に繋がる恐れがある為、
皆さんが意識しないと行けないのは少し痛い以上行わない!
という事を心がけてください。
では具体的なメンテナンス方法を説明します。
腰のストレッチは実は奥までしっかりやる方法がほとんど無いのです。
その為身体のほかの部分よりも疲労が貯まりやすいのです。
その為、僕もこのやり方にたどり着くまでに凄く苦労しました。
所が蓋を開けてみたら物凄く単純でした( ̄▽ ̄;)
そのやり方とは・・・
前回の記事 1回15秒から30秒の休憩で腰の調子は良くなる。
の応用になります。
それは前回書いた記事の、1と2を交互で行うというものです。
立っている事が多い人は腰の筋肉が縮こまっている為、1のストレッチ方法で筋肉を伸ばします。(15秒から30秒程度)
このストレッチを行うと筋肉は逆に伸びてしまうので、今度は2のやり方で筋肉を縮めてあげます。(15秒から30秒)
これを3セットから5セット行います。
繰り返し行うことにより、筋肉の稼働範囲が広くなり、筋肉の奥の方までストレッチすることが出来ます。
1回で長くストレッチするよりも交互に行う方が効率は遥かに良いです。
3回から5回繰り返すとだんだん痛みが少なくなってくるので痛みが減ったらそこまでで大丈夫です。
いつやるのが良いか?と言うと、お風呂に入って筋肉が柔らかくなった時が1番効果的ですが、他には
・朝起きた時
・長時間同じ体制をして腰が辛くなった時
などです。
何回行っても問題ありません。
これは腰周辺の筋肉を柔らかくするだけではなく、骨盤を曲げたり反らせたりする事により、筋肉に空気を多く含ませ、長い時間筋肉が凝り固まる事を防ぐ効果になります。
筋肉は血管から酸素を取り込み消費して動きます。そして二酸化炭素を排出して血管に戻します。
所が、筋肉が凝り固まってくるとこの流れが潤滑に行われなくなります。
そこで、このストレッチ(2種類)を交互に行うことにより、無理やり酸素を腰に供給しているイメージです。
理論的にはこの二種類だけでなく、いろんなストレッチを行った方が酸素が腰の隅々まで行き渡るはずですが、この二種類だけでもかなりの効果があります。
続いて凝り固まった筋肉をほぐすマッサージ方法を説明します。
腰のマッサージは自分では届かないので、僕が凄く苦労した内容です。
と、ここまで書いた所でショーの準備をしないといけなくなったので、続きはまた後ほどになります(´;ω;`)ゴメンナサイ
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GEN(ジェン)
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